<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
尼僧たちは、自分自身の住居を持っていた。
そこは、男性たちの住居とは、乱雑な背の高い竹藪で、隔離されていた。
メーチ・ケーウは、小さな茅葺小屋に案内されて、そこを住居とした。
それは最近建ったばかりで、竹でできた床も壁も、みな薄緑色で、すべすべしていた。
屋根の萱も、厚い層をなして、見事なものであった。
メーチ・タンは、ここでは最も深い教養のある尼僧で、メーチ・ケーウがこの寺院を布施した、その6年後にここで、出家した。
彼女とメーチ・ケーウは、父の代からの友達で、道心堅固な出家者であり、メーチ・ケーウから深く敬慕、尊敬された。
彼女は、学ぶ為にやって来る、年若い尼僧のために模範を示し、彼女たちを励ました。
彼女は、彼女より少し後に出家したメーチ・インと共に、農々寺の女性たちを統括し、この小さな団体が、本分を守りながら、仲よく共に暮らせるように、心を砕いた。
(4-5につづく)
<mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<原題「美琪喬ーー一位阿羅漢尼修道証果之道」 Dhammavamsa Publication
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>