Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

「メーチ・ケーウの物語」(翻訳文)4-43(129/244)

    <Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

我們最渇愛最執着的就是這具身体、

(我々が最も渇愛し、最も執着するのは、己の身体であるが)

如此一来就必然要受苦。

(そうであるからこそ、苦を受ける)

看清楚這副臭皮嚢!

(見よ、この臭い皮袋!)

它就只不過是刹那刹那生滅、

(それはただ刹那刹那に生滅している)

両尺寛六尺高的一堆血肉覇了。

(幅二尺、高さ六尺の血肉の塊に過ぎない。)

観身の法門

寺院に着くと、メーチ・ケーウは大殿で、アチャン・コンマと対面した。

礼拝の後、メーチ・ケーウは彼に、これまでの出来事と、この事件がどのようにして、修行環境を破壊し、彼女の定境に影響を与えたのかを話し、同時に、己自身の心内の疑惑と不安を、吐露した。

アチャン・カンパンの還俗問題が起きた後、彼女の禅修行は上手くいかなかったが、彼女はなぜそうなるのか、理解できなかった。

(4-44につづく)

    <Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ★誤字脱字を発見された方は、当

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<原題「美琪喬ーー一位阿羅漢尼修道証果之道」Dhammavamsa Publication

中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>