<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
初禅において捨の強化は中:
中にはいくつ、相があるか?
中には三つ相がある:
(一)今、彼は平捨(=平等に捨て去る)に清浄心を、傍観している;
(二)彼は平捨に、それがすでに、寂静の為に道を切り開いたことを、傍観してる。
(三)彼は平捨に、一境の出現を、傍観している(一境とは寂静相の出現を言い、それは、増上心または、定の修行に精進する人に、現れる)。
初禅に満足した後:
後、にはいくつ相があるか?
後、には四つの相がある:
(一)その中(五根等)に、いかなる法も生じない事に対して、満足を感じる。
(二)諸根に対して、同一の機能を感じて、満足する;
(三)適切な精進に効果がある事を感じて、満足する;
(四)初禅の成就に、満足を覚える。」
(5-105につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
<菩提樹文庫>まで。ご協力、よろしくお願いいたします。
<パオ・セヤドー「顕正法蔵」2008年中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>