<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
そこで、我々が最初に決めた、仏法に対する定義は、これら実相(心王ーー心所ーー色法と涅槃)こそが仏法・・・真正の仏法である、と言える。
世界の、一個(+または一人)の有情は、この色・心二法の定義に合致する(心王ーー心所ーー色法)(+存在である)。
そして、無情はただの物質であり、色法である。
あれら、この定義を理解しない者、または、これまで一度も、仏法を聞いたことがない者であっても、彼らはやはり心王ーー心所ーー色法より構成されており、涅槃は、心が完全に清らかになった時に到達する一種の状態である事に変りはない。
あなたが、真正なる仏法に関する簡単な定義を知った今、以降の各節の中において、我々教師が、この重要な標題に対して、更に深い研究・検討を行うので、更に一歩進んで、(+仏法に対して)確信を持たれるよう、希望する。
(1-9につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。ご協力、よろしくお願いいたします。
<原題「身念処」Vipassana Bhavana 第二版 アチャン・ネン著
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>