Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

是誰庵の一休み~先に悟り後で学んだアチャン・ネン

ここ最近、毎日アチャン・ネンの著書「身念処」の翻訳をしておりますが、「アチャン・ネンってどんな人?」と

お思いの方も、いらっしゃるでしよう。

少しだけご紹介します(p221より抜粋)

父親の名は、パヤスッタヤ・ヌンクン。タイ西部、カンチャナブリ省長(=省は日本の県に相当)。

母親の名は、クンイン・プラ。

1879年1月31日生まれ。

34歳の時に突然に、最初の悟りである、無我を体験。

これより先、彼女は、苦を断じ滅する唯一の方法は、

<今・ここ>を保持する事であると確信する。

彼女はそれまで、一度も仏法を学んだ事がなく、四念処を実践した事もなかった。

その為、彼女は、彼女に四念処vipassana業処を教えてくれる善知識を探しまわり、最後に、バンコクのプラ寺にいたミャンマー人和尚(U Vilasa)を見つけて、彼の膝下、35歳の時から、正式に修行を始め、四か月で(覚醒、悟りを)成就した。

その後に初めて、アビダンマを研究し始め、やがて、重要な仏教の専門家となった。

彼女は、タイにおいて、初めてアビダンマの教えを導入したタイ人である。

その後、30年間、チョンブリにあるブーンカンジャナラム禅修センターにおいて、四念処観禅修法の指導をした。

86歳の時、バンコクで遷化。

モンクッ(ト)寺にて火葬された。

(訳者~仏法も、パーリ語も知らないまま、先に悟り、その後にアビダンマを学んで、己の悟りについての理解を深め、やがて国中にその名を轟かせ、一生在家のまま、瞑想指導者として人生を全うした。仏法を知らないまま、先に悟った人は、仏法への無知を恥じて、悟った後も、謙虚な人が多い。美しい生き方だと思います)。 

        <緬甸パオ森林寺院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay>