Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

「身念処」1-72

    <Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>

1-11 三法印を隠蔽する因縁法

三法印とは、身・心が無常・苦・無我であり続けている状態を指す。しかし、なぜ我々は、己自身の身・心において、三法印を体験することができないのであろうか?

それは三法印が、ある種の因と縁によって、隠蔽されてしまっているからなのである。

1)無常。無常という真相を隠蔽しているのは:

身・心は相続(=継続している)ものだと妄執する邪見。

身・心は迅速に生・滅している為、我々をして、身・心は継続しているという一種の錯覚を起させしめる。

しかし、実際は、身・心は、一刹那毎に不断に生じ、留まり、滅してるのである(=生・住・異滅)。

2)苦。苦という真相を隠蔽しているのは:

身体の姿勢に対して明確に察知していないが故に。

3)無我。身・心が無我であることを隠蔽しているのは:堅実、堅固。

我々は修行する時、如何にしてこの三種類の、事実・真相を隠蔽している因縁を「看破」するのか?

(1-73につづく)

    <Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。ご協力、よろしくお願いいたします。

<原題「身念処」Vipassana Bhavana 第二版 アチャン・ネン著

中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>