Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

「身念処」1-79

    <Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

修行者は「如理作意」でもって、身と心を分けなければならない。

このような(+視点を持って)初めて、(+身と心が)一つの個体には見えなくなる、という訳である。

もし、「如理作意」がないのであれば、我々は、どれが身体で、どれが心であるか、分からなくなる。

その上、一種毎の色身は、皆異なっているのである:

座っている色身と立っている色身は異なるし、立っている色身は、歩いている色身とは異なっているなど等。

六組のvipassana慧地(基礎、原理)は、身と心を分離させる為の観照としては、非常に効果が高いものである。

それらは:

1、五蘊

2、12処。

3、18界。

4、22根。

5、四聖諦。

6、12因縁(縁起)。

五蘊を例にして説明すると、我々は、身蘊が座っているのを知っている。そして、識蘊は(その他の三蘊ーー受、想、行を利用して)(注1)、身蘊が座っているのを知る。

このように実践する事によって、我々は、身と心を分離(識別)させる事ができるのである。

(注1)ここでいう受、想、行(通常言う所の蘊)の作用は、心所のようなもので、その後に識蘊として構成される。

(1-80につづく)

     <Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

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<原題「身念処」Vipassana Bhavana 第二版 アチャン・ネン著

中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>