Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

翻訳番外編~「偽比丘」の見分け方(2-8)

    <Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>

●南伝の出家者の戒律において、出家者は金銭を受け取れないだけでなく、身体的にも、どのような金銭をも、所持することができないし、また金銭、財物を、己自ら処理したり、使用したり、支配したり、管理したりする事も、できない。

ある種の状況がある場合:

たとえば、出家者がある場所に行って弘法する、巡礼する、または参学する時など、真正な南伝の出家者は、臨時にホテルに泊まる事も、あるかも知れない。

しかし、これらの出家者は、通常は、在家の男性または浄人が、道々、出家者を護持しており、ホテル・宿舎、食事、必需品、旅費等一切の費用は、在家が処理するのである。

もし、ホテルに長期的に宿泊する南伝の出家者で、己自身でホテルの費用を払う、または己自身でレストランに行って食事をする、または商店に入って物品を購入する、たばこ、酒、日用品等を買う、己自身で費用を払ってタクシー・バスに乗る、または己自身で、交通道具(車両)を運転する等の状況を見つけたならば、それは如法ではない。

彼らは、大いに偽比丘の可能性がある。

●病気の治療、パスポートやヴィサの手続き、在家からの要請を受けての弘法、公益的な、慈善活動への参加、病人のお見舞い、臨終者への読経と助念など、どうしても必要な事情のある場合以外、真正で如法なる南伝の出家者は、午後、俗世間に入って行く事はしない。

特に商業地域、ショッピング・センター、銀行、宝くじ売り場、賭博場、娯楽場などなど、欲楽、商務、賭博性の充満する場所に出かけないようにするべきであるが、それは、出家者の威儀と名声を維持し、守る為であり、必要のない非難、咎め、疑惑と嫌疑を引き起こさないようにする為である。

身体に一文も持たず、名義的にも恒産を持たない南伝の出家者が、どうしても必要があって、このような敏感な地域に出かけなければならないとしたら、通常は、在家か浄人が同行するものであって、日程・スケジュール全体は、在家または浄人が掌握する。

身体上に金銭を所持しないが故に、真正なる南伝の出家者は、決して商店に出かけて”買い物”したりしないし、感官の欲楽に満ちた場所で流連、歩き回る事はない。

(2-9につづく)

    <Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

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<「偽比丘の見分け方」中国語版→日本語訳出

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>