Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

翻訳番外編~「偽比丘」の見分け方(2-9)

     <Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

以上の事から、我々は以下のような総括をする事ができる:

一人の出家者が、本物であるか偽者であるかを見分ける、非常に単純な方法は、

<比丘に金銭をあげてはならない>

である。

先の述べた幾つかの理由によって、何が如法であるか、何が如法でないかの、区別の基準を示した。

このことを理解すれば、南伝の出家者が ”サンガ証明書(出家証明書)” を所持しているかどうかは、重要でなくなる。

真正なる出家者は偽者になれないし、偽の出家者は、真正なる出家者になれない。

(+在家が)如法に供養すれば、偽比丘も本物らしくなる;

(+在家が)如法でない供養をすれば、真正の出家者も偽者に見える。

もし(+我々が)、出家者が托鉢するのを見かけた時、心に功徳を積みたいと思うものの、相手の真贋を見極める事ができないで困惑するならば、食べ物(+だけを)を供養すればよい。

このようにすれば、真正なる出家者は、金銭戒を犯す機会がなくなるし、偽比丘は、仏門の袈裟を借りて、悪事をなす事もなくなる。

我々は、偽比丘が布施してもらった食べ物を金銭に替える事はないと、信じている!

相手が真正であるか、偽者であるかは兎も角、その人をサンガの代表として、如法に食べ物を供養するのであれば、サンガに供養するという殊勝なる功徳は手に入るし、同時に、偽比丘の杜絶に少しばかりの努力を払って、正法が久しく住むように(=留まるように)との心からの護持の功徳も得る事ができ、わずかの骨折りでありながら、得られる後福は無量であるに違いない。

マレーシア青仏会は、多くの正信の団体に呼びかけて、仏教徒と社会的人士が、どのような場面においても、もし偽の比丘、偽の出家者、不法の輩が、民衆に金銭を乞い、または詐欺の手法で募金などをするのを発見したならば、即刻マレーシア青仏会に連絡して頂きたいと思う。

マレーシア青仏会の構成組織は:

青仏会・・・(略)・・・金剛乗会等を含み、これらの組織は、マレーシア仏教会と協力し合って、偽比丘を法において糺す為に、厳格で迅速な行動を取るように取り決めた。

仏弟子たちと公衆の人士は、お互いに勇躍協力し合い、金銭を(+布施するのを)拒否し、偽比丘を告発し、偽比丘が公衆の善意を利用して、詐欺をして利益を貪り、仏教とサンガの形象(=様相)を破壊するのを防がなければならない。

(3-1につづく)

    <Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。ご協力、よろしくお願いいたします。

<「偽比丘の見分け方」 中国語版→日本語訳出 

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>