Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

翻訳番外編~「偽比丘」の見分け方(3-1)

    <Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>

仏陀の正法によると、律に基づき、出家して修行する南伝の出家者は、戒に依り、その抑制(+力によって)、邪命を習行(=習慣的な行為)する事を避けるのである。

心の聖潔は、世間から出離するもので、八聖道と合わせて精進する事によって、将来において、道・果を証悟するのが、最終的な目標である。

正命で生きる事は、出家者の最も重要な責任であり、出家者は、邪命の方式で生活をしてはならない。

邪命とは、詐欺、嘘、わざとらしく振る舞う、示威する、利益を求める等の諸々の悪法によって生活を維持する事をいい、それはすなわち、智者の譴責する所の生活方式でもある。

活命(=命の活かし方)が清浄で、戒に依り、自らを律し、正しい行為と行処を具足する南伝の出家者は、金銭の授与は禁止されており、欲楽の享受を克己し、お酒を買う事もなく、たばこなどの諸々の麻酔する物品を使用したりせず、(+身体を)飾らず、美化する事もない。

出家者は、歌舞音曲を避ける。

例えば、TVのドラマなどの娯楽的な演劇を見ず、音楽の演奏を聴かず、舞踏、芸術展覧、マジックの演技、スポーツ、閲兵、軍事演習などを見ない。

出家者は、貴重な光陰を諸々の、不適切な遊戯や賭博・・・例えば将棋、麻雀、トランプ、ボール遊び、あてもの、口笛、カラオケ、ダンスなどの下劣な行為に浪費する事なく、噂話や戯論や論争や弁論に時間を使わない。

(中略)

仏陀は、出家者に拳の練習をする事を禁じており、南伝の出家者は、苦の滅と関係のない学芸を学んではならない。

武芸を学ぶのは、出家者にとっては、邪命となる。

これ以外に、仏陀は、出家者が信徒のために使い走りをしたり、情報の伝達をするのを禁止している。

仲人、物品の売買、手相を見る、財運を予測する、予兆の占い、占星術八卦術、吉凶の予測、夢解析、気象の予言、吉日の報せ、風水、悪魔退治、媚薬媚術、超度、呪文、巫術、護摩、神頼みを禁止している他、出家者が国家の為に戦略的顧問、政務国師になる事、練丹、医療行為などなどの一切の詐欺法術、低級な技芸による邪命も、禁止している(詳細は《長部・第二経・沙門果経》参照の事)。

もし、この種の邪命を離れる事ができたならば、すなわちそれは、活命遍浄戒である。

(3-2につづく)

     <Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

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<「偽比丘の見分け方」中国語版→日本語訳出

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>