<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
6、出家者が厠に行く必要がある時、施主は以下のように言う:
”尊者/Bhante(方)、我が家にいる間、家の中のすべてのものは、随意に使用して下さい。厠でも、飲料水でも、どうぞご遠慮なく!”
出家者は、寺院または林野以外の場所で、右肩を露出する事が出来ないので、より配慮する施主は、更に出家者に以下のように言う:
”尊者/Bhante(方)、この期間、私は、この家を尊者/Bhante(方)に臨時の寺院として提供します。”
または、以下のように言う:
”尊者/Bhante(方)、あなた(方)は、私の家を、休憩所としてお使い下さい。”
施主が要請した後、もし、出家者が居士の家で暫く休憩したいと思った時、彼は(+施主の懇願により)、披覆(full robe)を外し、右肩を露出することができる。こうすれば、厠に行くのも、食事をするのも、休憩するのも、行動しやすくなる。
7、出家者が在家の家にいる間、施主は、出家者への尊敬を表す為に、TVをつけて番組を見たり、音楽を放送したりしてはならない。
8、施主の供養が、施主にとって、大きな利益と果報が齎されるように、もし、時間の余裕があれば、たとえば、出家者が、食事をする為の時間が十分に余裕がある時、伝統によれば、出家者は供養をされる前に、施主に三帰依五戒か、または八戒を授け、施主が清浄で瑕疵のない五戒または八戒の戒体の下で、布施ができるようにする。
(4-10につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ★誤字脱字を発見された方は、<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。ご協力、よろしくお願いいたします。
<「偽比丘の見分け方」中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>