<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
11、食べ物の供養が終了すると、出家者は施主のために、祝福文、護衛経、随喜と回向の功徳を念誦する。
この時、経験豊かな施主なら、清らかな水を満たした銀の水差し(=急須)を右手に持って、出家者が念誦する回向功徳文に合わせて、己も念誦しながら、その水を、碗から水があふれて、盤(=受け皿)の上にこぼれ落ちるまで、銀の碗に水を灌ぐ。
これは施水の儀式である。
施水の儀式は、伝統的には、正式の布施の儀式と見做され、上座部仏教の国家では、普通に見られる。
時には、施水の儀式は(+供養の後)暫く経ってから後に、行われる事があるが、いつ行うかは、儀式を先導する出家者によって決められる。
(4-13につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<「偽比丘の見分け方」中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>