Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

(新)般若の独り言~老いと死の受容

私も来年は古希になります。

思えば遠くへ来たものだ(笑)。

老年期ともなれば、残された歳月の少なさを思って、ふと憂鬱になる事があります。

死ぬのも怖いですよね(長期に寝込むのも困るし、死ぬ瞬間も怖い)。

有情が輪廻するのは、自分なりに分かっているのですが、往生の行先が不透明なのが、不安。

そんな時、

「私は元気だ」とか

「私はまだまだ死なない」とか、

空元気になるのではなくて、不安に寄り添うといいますか、己の心から生まれる不安をそっと認め、受け入れると言いますか・・・。

どうやら不安というのは、自己防衛に長けた脳が生み出す、一種の感情を伴う概念で、それに心が(外塵として接触した時)、感染してしまうようです。

二矢を受けず。

心が、脳の生み出す概念に感染した所までは認めて(第一矢)、心が更に憂鬱になるのは、止める(第二矢)。

できれば、瞬殺。

老いても、心は暗闇に落ち込む事なく、自然体で生きる。

今の私の目標です。

   <緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay 般若精舎>