Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

FDC資料「37道品ハンドブック」1-1(Ledī Sayādaw 著)(33/125)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

<以下の翻訳文は、福岡ダンマセンター(FDC)の法話会に供する為の資料として翻訳したものです。興味のある方はご参照下さい>

第一章

今、私は37道品(=菩提分)について、簡潔に説明したいと思う。

この37道品は、禅定と直観(=vipassana。以下、vipassana)の修行者で、精進と決意を持って修習したいと思い、現世における仏法の中において、再び人類として再生したいと願う(+者に)、殊勝なる機縁を提供するものである。

簡単に言えば、37道品は、七つのグループによりなり、それはすなわち:

1、四念処(四念住)。

2、四正勤。

3、四神足。

4、五根。

5、五力。

6、七覚支。

7、八聖道支

である。

定義によると、37道品が「道品」とよばれる所以は、それらが「聖道智」の構成要素であり、「聖道智」は、足処(最も近い因)であり、資糧であり、根機であるからである。

(2-1につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。ご協力、よろしくお願いいたします。

  <「37道品ハンドブック」Ledī Sayādaw著。中国語版→日本語訳出 

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>