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<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
牡牛の例で言うと、幼い子牛は、放牧もしなければならないが、また、牛小屋に繋がなければならない。
その後に、鼻索を鼻の穴に通し、かつ、木に縛り付けて、綱の長さより遠くへは、行けないようにする。
次に、軛をつけて訓練する。
牛が、軛の重さに慣れて初めて、畑に行って耕耘したり、車を引いたりすることができ、この事によって、市場において売りに出すことができ、その時、あなたは利益を得る事ができる。これは牡牛の例である。
上記の例では、この飼い主の利益と成就とは、牡牛に訓練を受けさせ、軛を受け入れた後、耕作や車引きの仕事に従事できるようにすることである。
今、仏法の時代に身をおく凡夫と比丘、我々の真実の利益とは、禅定と vipassana の訓練を受け入れることである。
(2-11につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<「37道品ハンドブック」Ledī Sayādaw著 中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>