Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

★飛び入り翻訳~『24縁発趣論』3-8

 

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

幸いなことに、Vidhuraは山林を守護する神祇の保護を受けて、少しでも頭が痛くなるような事はなかった。

粗暴に走り回った後、Kaccaññaは、馬を止めて、振り返って聞いた:

「Vidhuraよ、まだ生きているか?」

Vidhura

「おお、生きているとも!」

「お前の身体には、護身符でもあるのか?」

「そんなものは、ない」

「それなら、お前は何を持っている?」

「私が持っているのは、聖者の七つの性質だ」

Kaccaññaは、Vidhuraの死を願って、二度、三度と馬を走らせたが、三度とも効果はなかった。

彼は思う:

「Vidhuraは護身符を持っていないと言う。超能力もない。しかし、善良な人の持つ七つの性質を持っていると言う。これでは彼に勝てないかもしれない。それなら、私は彼を脅して死なせよう!」

そして、彼は馬から降りて、Vidhuraを馬の尾から解いて、言った:

「Vidhura!私はお前を、深い谷に突き落とす!」

Vidhuraは落ち着いて答えた:

「私を脅せると思うなよ。それは妄想だ。お若いの、私はお前を恐れない!」

Kaccaññaは思った:

「この方法は役に立たない。彼は、自分が少しばかり脅しているだけだ、という事を見透かしている。」

次にKaccaññaは、悪魔の姿に戻り、手に大きな棒を持ち、Vidhuraの頭を打ち砕こうとした。

Vidhuraは言う:

「私はお前を恐れない!」

Kaccaññaは思った:

「彼は俺の本性を知っている。」

(3-9につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。ご協力、よろしくお願いいたします。

<『24縁発趣論』スシラ・サヤレー著 中国語版→日本語訳出 

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>