<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
(以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です)
仏陀は以下のように言う:
精進・努力して「欲神足」を開発すべし。
精進・努力して「勤神足」を開発すべし。
精進・努力して「心神足」を開発すべし。
精進・努力して「観神足」を開発すべし。
(《相応部》(神足相応))
「如意」から遠く離れている修行者は、「神足」を証得したいとも思わない。
「欲神足」がない人は、「欲神足」を追求する必要性も感じない。
その結果、軟弱で、無気力で、挫折しやすい人になる。
「勤神足」「心神足」「観神足」においてもまた、同様である。
心霊(=心)を「身至念」の上に安住せしめれば、「欲神足」を打ち立てたと同じである。
輪廻の苦しみを黙想する「厭離心」(Saṁvega)の不思議な物語(+を参考に)、己に対して苦行やその他の「法」を実践する事は、「勤神足」に相当する。
己自身を奥深い「法」、たとえば「四大」(《相応部》(神足相応))に投入するならば、それは「観神足」になるのである。
(4-11につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。ご協力、よろしくお願いいたします。
<「37道品ハンドブック」Ledī Sayādaw著 中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>