Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

FDC資料「37道品ハンドブック」8-10 ledī Sayādaw著

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

(以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です)

唯一、「道」または「果」に証入する刹那においてのみ、「八正道」は(+八つが)同時にこれらの聖者に(+その実体の全容が)顕示される。

しかし、「世間善業」、「戒蘊三道支」、は「戒善業」とのみ関係がある。

「定蘊三道支」または「慧蘊二道支」は、多くの種類の善業と関連がある。

「戒蘊三道支」は、「戒善業」としか関連しないが、聖者に関して言えば、彼らは、生々世々、代々、安定的に護持し、違犯(avītikkama)する事がない。

ここにおいて「八正道」に関連する説明を終える。

「37道品」における純粋な法、それは:欲、心、平静、信、軽安(止)、慧、思惟(尋)、精進、三離(正語、正業、正命)、念、喜、制心一処(心一境性)等の14の種類の法数を含む。

(9-1につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

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<「37道品ハンドブック」Ledī Sayādaw著 中国語版→日本語訳出 

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>