Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

FDC資料「37道品ハンドブック」10-18 Ledī Sayādaw著

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

(以下の翻訳文は、福岡ダンマセンターの法話会に供する為の資料です)

しかし、今日においては「助縁貪欲」、「世間貪欲」、「輪廻財貪欲」という、これら悪の遺産が、主導的な要因、(+人生の動機)になっている。

現代の男女は、上記三種類の貪欲と相反する「四つの聖種法」を、聞きたいとは思わない。

先にあげた「四つの聖種法」は、非常に容易に食・衣・住において、満足するものであり、また、「禅定」の修行の内に喜悦と楽しみを得る事ができるものである。

「四つの聖種法」を、まさに「四つの聖種法」と呼ぶその所以は、諸仏、仏弟子及び仏の継承者が、捨て去る事の出来ない法門であるから、である。

ここにおいて(+私は)、すでに智慧を具足した修行者に対して、注意を促したものである。

智慧の方面において、瑕疵のある修行者に関しては、ただ大量の善事をなしさえすれば、善良なる修行者と呼ぶ事ができる。

しかし、すでに智慧を具足した修行者に関して言えば、もし、今生において、または来世において、天界に生まれて「決定法」の継承者になりたいと思うのであれば、「活命戒」を受持し、「四念住」を安立し、かつ(一日の内、最低でも三時間)心身の五蘊の上において、三法印省察を、完成させなければならない。

もし、彼らが、五蘊の上において、三法印省察する事ができるならば、「決定」の継承者となる事が出来、また「初級レベルの預流聖者」に到達することができる。

(+以上の事柄に興味ある人は)拙著《諸相ハンドブック》、《明智道ハンドブック》、《飲食ハンドブック》、《第一義諦ハンドブック》を参照されたい。

「決定」の「初級レベル預流聖者」の道を行くためには、《四聖諦ハンドブック》及び《第一義諦灯炬》の中の、涅槃に関連する章節を参照の事。

(11-1につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。ご協力、よろしくお願いいたします。

<「37道品ハンドブック」Ledī Sayādaw著 中国語版→日本語訳出

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>