Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

★飛び入り翻訳~『24縁発趣論』8-5

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

ある時、仏陀が、ある村に出かけて行った。

村の国王(ママ)は、すべての村人に対して、仏陀に会いに行くように、会いに行かない者は罰金を科す、と命じた。

王子は、それをあまり快く思わなかったが、彼はアーナンダ尊者の友人であった。

アーナンダ尊者は、王子が仏陀に会いに来たのを見て、非常に喜び、王子は仏陀を信頼しているのだと思った。

尊者:

「嬉しいよ。君が仏陀に信頼を寄せるなんて」

王子:

「私は仕方なく来たんだよ。来ないと国王は罰金を取ると言うのだもの。本当は来たくなかったんだ。」

尊者はそれを聞いて、王子を手助けしたいと思い、仏陀に言った:

「世尊、私の友人に慈愛を送ってはくれませんか?彼の気持ちが変わるように。」

仏陀は同意して、その日すぐに、王子に慈愛を送り、彼の平安、幸福、心身の痛苦からの解放を祈った。

王子は即刻、それを感じ取って、仏陀の側に行きたくなった。

彼は母鳥を亡くした小鳥のように、急いで仏陀に会いに行った。彼は仏陀の住まい・・・クテッィに行き、仏陀に礼拝した。

仏陀は、仏法を聞き、受け入れる時期が熟したと知って、彼に法を説いて、彼の心に仏法への信頼・確信を得させしめた。

(9-1につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。ご協力、よろしくお願いいたします。

<『24縁発趣論』スシラ・サヤレー著 中国語版→日本語訳出 

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>