Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。

★飛び入り翻訳~『24縁発趣論』10-1

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

10 前生縁(Pureja-ātapaccayo)

前生縁とは、縁法がすでに住時(=安定期)に到達した所の、色法の事を言う。

それは、それに伴って縁生法である名法が生起する所の、作用を擁する。

たとえば、太陽が出現したが(+その事によって)、その後に出現した所の人類に光明を齎した(+というような事)。

前生縁は、二種類ある。

すなわち:依処前生縁と所縁前生縁である。

一、依処前生縁

先に生起した所の依処色は、この色に依存する所の名法を、生起させる事ができる。

これを依処前生縁と言う。

心所依処は、心が住む場所である。

たとえば、色彩が眼根(眼浄色)にぶつかると、眼識が生じるが、眼識は見るという作用を執行する。

この時、縁法は眼根(眼根は色法である)で、眼識は縁生法で、縁力は依処前生縁である。

同様に、音が耳根にぶつかるとき、耳識は(+音を)聞くという作用(+を執行するが)、その時の縁法は耳根で、耳識は縁生法で、縁力は依処前生縁である。

(10-2につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

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<『24縁発趣論』スシラ・サヤレー著 中国語版→日本語訳出 

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>