Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 2018年8月10日の翻訳をもって翻訳ワークは終了しました。                     コメント欄は利用OKですが、リトリートに入っている時は回答しません。。

般若の独り言~八風吹不動

今朝、『24縁発趣論』の<No12-5>を翻訳していましたら、『世間八風』という言葉が出てきました。

中国では、これを<八風吹不動>といい、そのココロは、仏教者なら、世間の八つの風に吹かれても、動揺するべからず・・・です。

世間の風とは、

得・失、

毀(誉)・褒(貶)、

誹謗・称賛、

苦・楽の八つです。

世間すなわち人生には、いつも得・失、毀誉・褒貶が伴いますし、楽あれば苦ありで、人生は、苦い味がするものです。何事も、頑張ったからといって、上手く行くとは限らず、人の心も、人と人との縁も、複雑なのだなぁ、と思います。

そんな世間の中にあって、<八風吹不動>。

凛として、飄々。

老サヤレーの心境は、まぁ、そんな所でしょうか。 

   <緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院/Pañña-adhika Sayalay 般若精舎>