Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。

★飛び入り翻訳~『24縁発趣論』14-1

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

14 異熟縁(Vipākapaccayo)

この縁の縁法は果報名法ーー心と心所であり、縁生法は、果報名法及び俱生業生色法である。

諸々の果報名法及び俱生業生色法は、みな、過去の業が熟した事によって、生じるものである。

一つひとつの意向・願望をこめた行為は、すべて果報を生じせしめる。因が果を生じるため、果から因を解読する事が出来る。

心の変化は無常である為、我々は、色々な業を造(ナ)すし、また、各種各様の果報を、体験する事になる。

たとえば、我々の容姿、寿命、健康、性別、智慧など等は、みな違いがあるが、これらをみると、我々が前世において植えた因を知ることができる。

業は、善でもあり、また不善でもありえるが、果報の本質においは、善であるか、不善であるかと区別する事はない。

もし、善であるとか、不善であるとかと言うのであれば、それは、善と不善によってもたらされた結果を指して、言うのである。

諸々の果報心は、業の成熟を縁として生じるもので、それらは受動的であり、善心や不善心ほど活発ではない。

縁生法に属する果報名法(心と心所)及び俱生業生色法は:

1、心:すなわち、すべての果報心。人類であっても、天神であっても、これらはすべて、前世において植えた所の因によって、得る果報である。結生心、有分心と死心もまた、果報心の一である。

2、心所:52の心所がある。例えば:触、受、思・・・など等。

3、業生色:四大(地水火風)を含む、性根(男または女)、眼根、耳根・・・など等。

(14-2につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。ご協力、よろしくお願いいたします。

<『24縁発趣論』スシラ・サヤレー著 中国語版→日本語訳出 

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>