Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

★飛び入り翻訳~『24縁発趣論』15-5

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

「触の縁によって、受が生起する」は、12縁起支の中における、非常に重要なキーポイント、環である。

というのも、受は貪愛を促す・・・すなわち、「受の縁によって、愛が生起する」からである。

貪愛は、輪廻の根本であり、我々が輪廻から解脱したいのであれば、貪愛を断ち切らねばならない。

貪愛を生起させないためには、我々は受をば、無常・苦・無我として観照して、それによって、貪愛が生起してしまう所の段階まで、(+心が)進まないようにする事を、学ばねばならない。

貪愛が生起すると、次には、強烈な執着ーー取に至る。

強烈な執着が原因で、我々は欲しい物を手に入れるよう画策し始めるが、その行動は、業を造る。

業がひと度造られると、それが善業であろうと、悪業であろうと、必ず業力が残留する。

一たび業力が熟すると、新しい生命が始まる。

新しい生命が始まると、必ずや老、病、死、愁、悲、苦、憂、悩が伴い、そのことによって、一塊の苦蘊が生起することになる。

これが12因縁の回転である。

(+上記の事柄は)無明が根本因ではあるが、しかし、キーポイントは「受」にある。

楽受を愛まで成長させない事ができれば、受は滅する:

それによって、取も滅する;

取が滅すると、有も滅する;

有が滅すると、生は滅する;

生が滅すると、老、病、死、愁、悲、苦、憂、悩はなくなる・・・

こうして、苦蘊の全体が消滅する。

故に、触食は非常に重要である(+ことが分かる)。

(15-6につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。ご協力、よろしくお願いいたします。

<『24縁発趣論』スシラ・サヤレー著 中国語版→日本語訳出 

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay(2018年5月25日クムダ・セヤドーより

正式に初心者瞑想指導の許可を得る)