Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

★飛び入り翻訳~『24縁発趣論』18-1

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

18 道縁(Maggapaccayo)

この縁の縁法は、縁生法をして、ある種の目的に到達する事ができるよう、その道となるものである。

道とはすなわち、ある種の目的地に通ずる、通路の事である。

道は、合計12種類あり、それは八つの正道と、四つの邪道を含む。

八正道は正見、正思惟、正語、正業、正命、正精進、正念と正定である。

それが「道」と呼ばれる理由は、それらが善趣に至るか、または涅槃に至る通路である為である。故に、道縁という。

四つの邪道は、悪道に到達する通路であって、それは邪見、邪思惟、邪精進と邪定が含まれる。

(18-2につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

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<『24縁発趣論』スシラ・サヤレー著 中国語版→日本語訳出 

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay(2018年5月25日クムダ・セヤドーより

正式に初心者瞑想指導の許可を得る)