<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
《中部註》ーー《破除迷障》(Papañcasūdanī)
生物を殺害する事は、「殺生」(pāṇātipāta)である。
それはすなわち、生物を殺戮、殺害する事を言う。
「生物」とは、通俗的には、有情の事を言う;
勝義(=最も深い理法)の上では、命根を言う。
当該の生物が、生物想、運用身、語門の内の一門をもって、殺の思(心)でもって、当該の(生物)の命根を断つという(行動を)採るならば、それは「殺生」と言う。
無徳の畜生趣等の生物を(殺害)する時、小さい生物の場合は、小罪となり、大きな躯体のものを殺すときは、大罪となる。
なぜであるか?
(3-3につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>