Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」3-4

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

未だ与えられていないものを取るのを「不与取(adinnādāna)」という。

すなわち、他人のものを取る、盗賊的行為、盗む、などを言う。

「不与」とは、他人が持っている【擁している】ものという意味であり、他人【所有者】が使ってもよい、(+持って行ってもよい)と思うならば、処罰に相当しない、無罪である。

他人の所有する(物)に対して、他人が所有しているという想い、偸盗の思い(心)が生起して、当該の(物品)を盗み取る行為を「不与取」と言う。

(もし)当該の、他人の所有物が、低劣である時、小罪となる;

(物が)殊勝である時、大罪となる。

なぜか?

物品が殊勝(貴重)であるが故に。

物品が同等である場合、徳行が比較的高い者から、その所有物を(盗み取った場合)は、大罪である;

高い徳行者と比較して、低い徳行者の所有物を(盗み取った場合)は、小罪である。

(3-5につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。ご協力、よろしくお願いいたします。

<「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」

中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>