Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」 5-7

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

四、前方便の五法:ここでは教唆、命令の方法を指す。

「方便(payoga)」は、また:

努力、加行、方法と訳することもできる。

1、前方便ーー「君は某財物を偸しに行きなさい」は前方便である。しかし、命令された者が偸盗して初めて罪を犯した事になる。故に命令は前方便である。

2、俱方便ーー元の場所を離れた事を俱方便と言う。たとえば、田畑を占有する為に、柱を移動させたりする等。

3、共謀して偸盗するーーすなわち、その他の人間と相談したり語らったりした後、共同で画策して偸する事。共同で謀議した後、彼らが約定した所の謀議によって偸盗したならば、すべての共同で謀議した(+者)は、同罪である。

4、約定(=予約、約束)を作るーー他人に偸盗を命令している時、偸盗の時間を約定する。たとえば:「君は、午後、某物品を偸せよ」など。

命令された者が、約定された時間に偸した時にのみ、命令者は有罪になる。

5、現相ーー他人に命令して偸させる時、目を閉じたり、手を振ったりして、信号でもって指示する事。

(5-8につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。ご協力、よろしくお願いいたします。

<「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」 

中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>