Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

『阿羅漢向・阿羅漢果』2-7★

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

無明が、心から反転して転げ落ちる時、虚空は崩れ去り、宇宙全体は歪み、炸裂し、崩壊した。

現実的には、無明が我々をして、不断に輪廻世界に流転させるのであるが、それゆえに、無明が心の内から分離されて、消失した時、感覚の上では、宇宙全体が、それと同じくして、転げ落ちて、滅し去ったのである。

大地、虚空ーーは、同じその一刻において、粉砕される。

あなた方は、理解できますか?

この決定的な一刻、ジャッジする人間はいない。

その時、自然法則自身が生起して来て、ジャッジする。

世界は己自ら傾き、崩壊した。

この事が発生する源は、心の平等なる境地から来るものであり、一切は突然すぎるぐらい突然であった:

一刹那において、宇宙全体が、身を翻し、そして消え去ったのである。

それは、それほどに光明であった!

おお!

天よ!

真正に壮観で宏く偉大であった!

あまりのことに、言語で表現できはしない!

これが、今、私が教え導いている所の法の、その、人をして驚嘆せしめる本質である。

私は、このことを体験している時、涙がこぼれた。

今でも、涙がこぼれて止まない、ほら!

今になってもなお、私は当時の状況を思い出す度に、涙が流れて止まないのである。

これらの涙は蘊の作用であるが、当時の、あの純粋で清浄なる自然な境地においては、それらは存在する事はない、ということを知らねばならない。

あの不可思議で、荘厳で、宏く偉大な自然的境地が突然出現したので、私はあなた方のような、自尊心の強い人間を、仏世尊の法の真正なる様を領悟させねばならないなんて!

おお!

本当に、本当の震撼したものだ!

天よ!

涙が泉のように溢れて来る!

私は震撼の中で述べた:

”仏世尊も、このように証悟したのだろうか?

彼もこのように証悟したのであろうか?

真正なる法とは、こういうものであろうか?”

この事は、私がこれまで一度も想像したり、予想したことのない事柄であった。それは、全くの予告も、警告の余地もなく、一刹那の内生起したのである。

おお!

不可思議な震撼!

あなた方は、ごらんなさい。

それを思い出す度に、震撼して、涙を流す私を!

あの記憶は、依然として、鮮明に心の中に存在し続けている。

あの時以来、それは保ち続けられている。

(2-8につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。ご協力、よろしくお願いいたします。

『阿羅漢向・阿羅漢果』 中国語版→日本語訳出 

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>