日中あまりに暑いので、夜中に起きて翻訳しています。
ここは山中の一軒家、愛犬オハナも眠っていて、聞こえるのは、虫の声だけ。なにもかも静かなので、翻訳がはかどります。
『阿羅漢向・阿羅漢果』は本日中にも終了。
「Vipassanaハンドブック」に半月、
「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」に
一か月、私のミッションは、これで終わります。
私が多くの仏教書を翻訳したのは、一つは日本の皆様への法施ですが、もう一つは、己自身への法施、遺書でもあります。
輪廻して何かの境遇になった時、己自身の翻訳を見に戻って、修行の参考にする・・・幸せなことです。
秋から冬にかけて、台湾でパオのリトリートが開催されます。また再び、プンニャ尊者にお会いできるのは嬉しい事です。
暫くぶりに、タイの森林僧院にも、行ってみたいものです。私はアチャン・チャーの孫弟子で、アチャン・チャーとアチャン・マハー・ブーワは兄弟弟子ですから、私が今回、アチャン・マハー・ブーワの『阿羅漢向・阿羅漢果』を翻訳出来たのは、因と縁の賜物でした。
下緬甸はいつも暑いですが、上緬甸、高原のメミョウ(ピンウーリン)は涼しいそうです。
私はなぜだか、0 と 5 に、よい縁を頂き、転機を迎える事が多いです。
「70歳になったら、メミョウのパオを訪ねなさい。きっと良い事があるに違いない」と、心が囁きます。
さて、出立の時が来たようです。
<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>