Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

《Vipassanāハンドブック》5-4(F)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

《盲亀経》は、以下の様に書かれている。

ある時、仏陀が弟子に言った:

「比丘たちよ!

大海洋の中、一匹の目の見えない亀がいて、この亀が、計り得ない程の深い海に飛び込んで、彼の頭は、彼の身体を、あてもなく、あちらこちらに引きまわした。

同時に、牛車の軛が、潮流、水流、風向きに合わせて、色々な方向へと、大海の中を漂った。

計測しがたい時空の中で、この牛軛が、この亀の傍まで漂い来て、その時ちょうど亀が頭を伸ばした為に、この牛軛が、亀の頭に嵌ったとする。

比丘たちよ!

このような巧妙な出来事は、発生すると思いますか?」

比丘たちは答える:

「世俗諦によると、それは不可能です。

というのも、時間は無限で、一劫はかの如くに長いです。

しかし、もしかしてある日、牛軛が亀に出会う事があるかも知れない事は、認めない訳にはいきません。

もし、この亀が長く生きて、かつ、牛軛が亀の頭に嵌るまで、その軛が腐らなければ。」

(5-5につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

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<《Vipassaāハンドブック》(原題 Vipassanā Dipanī)

Ledī sayādaw著 中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay