Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

《Vipassanāハンドブック》8-6(F)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

(二)別境心所

1、尋:

運用を開始する事。

その機能は、心が所縁に標準を合わせる事。

尋はまた、思惟と言うこともできる。

二種の思惟がある。

正思惟と邪思惟である。

2、伺:

心が継続して運用される事。

その機能は、心が所縁において専注する事。

3、精進:

二種の精進がある。

すなわち、正精進と邪精進。

4、喜:

心内の喜楽を言う。または心の軽快。

5、意欲:

何かをしたい、去りたい、言いたいなどの種々の欲望の事。

6、勝解(adhimokkha):

字面の意味は、心が外部にある物を超越する事。

すなわち、心が

「これはそうであるか?」とか

「これは違うのであるか?」などという、

二種の思惟の影響を受けない事。

すべての心識が、上に述べた 6種の心所を具備しているとは限らない。

それぞれが各自(+の必要に合わせて)形成される。

故に、それらは別境心所(pakiṇṇaka)と言われる。

もし、これに遍行心所を加えるならば、合計で 13個の心所となり、それは「混合心所」と呼ばれる。

というのも、それらは善と不善の心識を構成するが故に。

(8-7につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

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<《Vipassanāハンドブック》(原題 Vipassanā Dipanī) 

Ledī sayādaw著 中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>