<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
10、
問:離欲邪行と非梵行学処について、もう一度説明をお願いします。
答:「邪欲行学処」とは通常、不邪淫戒と言っているものであって、邪淫を戒でもって除く戒条に当たる。
「非梵行学処」は、不淫欲戒、不浄行学処ともいい、淫欲、性交から遠く離れて、貞潔である事の戒条を言う。
《長部新復註》では、以下の様に説明する:
「『婆羅門よ、この(世間)において、沙門または婆羅門で、まさに[完全に]梵行を行う者は、女人と両両の入罪(の交媾法)において、未然のものであっても、女人が彼に油を塗る、身体をさする、沐浴させる、按摩する、時、彼がこれを歓び、これを求め、これに喜楽する。婆羅門よ。これは梵行の破壊であり、切断であり、斑点であり、雑色である。婆羅門よ。私はこれを行が不清浄である所の梵行であると言う。
淫欲に結縛されるに相応するならば、私は彼は生老病死、愁、悲、苦、憂、悩から解脱できないと言い、諸々の苦から解脱できないと言う
(2)次に、・・・女人が彼に油を塗る、身体をさする、沐浴させる、按摩して、女人と笑い合う、遊ぶ、喜ぶ・・・などは許されない。
(3)・・・女人と笑い合い、遊び、喜ぶ、(己自身の)目で思念し、女人の目を見る事・・・は許されない。
(5-11につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>