Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」6-6

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

9.

問:

「三衣」とは何ですか?

答:

いわゆる「三衣」とは、比丘自身が受持する事を決意した三つの袈裟で、それはすなわち、

1、「saṅghāṭi」(ダブル仕立ての外衣)。

2、「uttarāsaṅga」(上衣)

3、「antravāsaka」(下衣)

である。

10、

問:

台湾の冬は非常に寒いですが、比丘尊者方は、三枚の衣だけで、寒くはないのでしょうか?

答:

現代の南伝の比丘で、三衣だけで過ごす頭陀行を実践している比丘は、極めて少ない。

大多数の比丘は、多くの袈裟、毛布、シーツ、タオルを持っていて、それを防寒に使う事ができる。

頭陀行を実践している比丘が、もし、台湾で冬を過ごす場合、あなた方は、彼に頭陀行の内容・程度を聞いて、使用してもよい衣類があれば、供養して、福を修するとよい。

《律蔵》の記載によると、比丘が三衣だけを受持するのは、仏陀自ら決定した事である。

当時、仏陀は、寒季で雪の降るヴァイシャリーにいたが、三衣を羽織ると、寒く感じる事はなかった。

しかし、我々現代人は、体質が虚弱になっており、北部インドの冬は、寒く感じる事がある。

2000年来、三衣だけを受持する尊者方は多くいたが、彼らは多くの冬を、そうやって過ごしてきたのである。

(6-7につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。ご協力、よろしくお願いいたします。

<「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」

中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>