Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」6-10

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

47~49.

問:

南伝の比丘は金銭を受け取らないそうですが、それではあなた方は、生活に必要なものはどの様にしているのでしょうか?出かける時は困りませんか?

答:

我々の生活必需品は、在家信徒によって提供される。

ある時には、己の親戚から得る事もある。

また、仏陀は、比丘が、以前に(+物品その他を提供する事を約束した)居士に対して、如法に必需品を請求する事を許している。

仏陀の時代、比丘たちは車(=当時の交通工具)に乗る事は非常にまれで、通常は、両足で歩いて遊行した。

現代において、我々が出かける時は電車の切符、飛行機のチケットを受け取る事もできるし、居士が車で迎えに来る事もある。

勿論、非常に少数ではあるが、今だに、足で歩いて遊行する比丘もいる。

比丘は、金銭を受け取れないだけでなく、金銭を使用する事もできないし、売買(=貿易的行為)をする事もできない。

比丘は金銭を持たないので、物を買うことはできないが、また金銭や宝物でもって、在家に対して、他の物品と交換する貿易もしない。

若し、在家が比丘方に何か布施をしたいと思った時、比丘方に対して、何が欲しいか聞いても良い。

また比丘方に「尊者、あなたが何らかの(+品が)必要な時、どの様なものでも、私に要求して下さい。」と、事前に言っておくのもよい。

また、比丘の生活用品の為の基金を、浄人(比丘に奉仕活動をする在家者。カッピヤ)に保管してもらい、浄人が生活必需品を購入し、その後に比丘に供養する、というのもよい。

しかしながら、我々は、在家者自ら布施をするのを奨励する。

(6-11につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

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<「テーラワーダ仏教在家居士帰依戒律ハンドブック」

中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>