Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

般若の独り言~退路を断つ決意

★私のライフワークでありました仏教書の翻訳は終了しました。

智慧の光」「如実知見」「菩提資糧」(パオ・セヤドーシリーズ)

「37道品ハンドブック」「Vipassanaハンドブック」(Ledī sayādaw シリーズ)

「掌中の葉」「24縁発趣論」「基礎発趣論」「メーチ・ケーウの物語」

「阿羅漢向・阿羅漢果」などなど(約20冊)を講読希望の方は、ブログの中から見つけてご閲覧下さい。一部は<菩提樹文庫>にても掲載されています。

 

昨日、当ブログで『退路を断たない智慧』を書きました。

それは、同じ日に報道された、中国で起きた高僧のセクハラ問題からインスピレーションを得て、出家者が自分を守る為の方便を提起したものです(『中国よお前もか』参照の事)。

海外(東南アジアのテーラワーダ圏)へ出て修行する時、出来れば日本に、住まいや多少の金銀を残して行くように。友人も確保しておくといいでしょう。

「不退転の決意」は言うは易く、貫徹するのはなかなか難しい故の、老婆心からの助言でありますが・・・。

 

しかし、事情は、人それぞれな訳で・・・。

アチャン・チャーは

「あなたは、ある人には右に行けと言い、別の人には左へ行けと言う。一体どっちが正しいのだ」

と非難された時に

「私は一人一人の問題点をよく観察して、その人が正道に戻るよう指導しているのだ」

と答えています。

私がブログに「退路を断たない智慧」を書いたからと言って、「すべての人が退路を確保して後、修行するべきだ」と言っている訳ではありません。

自分の置かれている状況、条件をよく考えて、その中で

最善を尽くす。

もし退路を断つ方が自分には相応しい、それしかない、と思えばそのようにして下さい。ただし、どちらを選らんでも、自己責任である事を忘れないで下さい。

追伸:佐々井秀嶺師はインドに骨を埋める覚悟のようですが・・・それでも去年、四国土佐町で講演した時は「故郷はなにもかもがいい」と言っていました。己の弱さを認められる人は強い、のではないでしょうか?

上記講演会は、インドで佐々井師と知り合った、私の息子が主催しました。4000人の

過疎村で佐々井師の講演会・・・全村あげての歓迎、奇跡のような、心和む、とてもよい会でした。その時の様子は《とさちょうものがたり》HPで見ることが出来ます。

   <緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>