Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

『禅修指南』紹介(5-10)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

(P113)

初めに受、識または触を識別する

(概要抄)

名法の識別の入門としては、以下の三種類がある:

1、受(vedanā)が明確な者は、受の識別から始める。

2、識(viññāṇa)が明確な者は、識の識別から始める。

3、触(phassa)が明確な者は、触の識別から始める。

次に色法を識別する

(概要抄)

触の五法を主とする名法を識別した後、これらの名法は何に依存して生起するのかを省察する。

二つの門と所縁を同時に識別する

(概要抄)

《殊勝義註》「五つの所縁の内の、どれか一つは皆、二つの門において顕現する:色所縁が眼浄色を撃つ、その刹那のとき、それは同時に意門にも顕現し、有分波動を引き起す。声(音)、香、味及び触所縁についても、同様である。」

四種類の名密集の看破

(概要抄)

四種類の名密集とは以下の通り:

1、相続密集

2、構成密集

3、作用密集

4、所縁密集

《迷惑氷消》及び《清浄道論》に言う:

「諸々の界を識別して『密集を分解』したならば、無我相が、その真実的本性に基づいて顕現する」。すなわち、諸々の密集を看破した後において初めて、無我智は証得されるのである。

(5‐11につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

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<Ven. U Puññānanda『禅修指南』見出し紹介 文責 Pañña-adhika Sayalay>

★私のライフワークでありました仏教書の翻訳は2018年8月10日をもって終了致しました。「智慧の光」「如実知見」「菩提資糧」「パオ・セヤドー問答集」(パオ・セヤドー

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