Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

『禅修指南』紹介(6-2)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

(P173)

行と業有

(saṅkhāra & kamma bhava)

(概要抄)

1、布施業をする前に生起する前思(pubba cetanā)

2、業を造(ナ)す時に生起する意門心路過程速行心の中の前6個の速行心の思(cetanā)は遂行(āyūhana saṅkhāra)という。七番目の速行心の思は業有。

3、業を造(ナ)す時に生起する速行心の思は業有。この思と相応する心識及び心所は遂行。

推理と自らの体験

(anumāna & paccakkha)

(概要抄)

世間道諦を育成した後にのみ、出世間道諦及び出世間滅諦を証得することができる。故に、12因縁を如実知見する事は欠かせない修行である。

縁摂受智の体験証悟

(Paccya Pariggaha Ñāṇa)

(概要抄)

仏陀と異なって、弟子(sāvaka、声聞弟子)は、一切の業とその果を知ることはできない(一部分を知るだけで良い)。

神通と観禅

(Abhiññā & Vipassanā)

(概要抄)

1、随念智によって、過去世を知ることができる。

2、天眼通の未来智でもって、未来世を知ることができる。

3、観禅(Vipassanā)によって、過去と未来の五蘊を識別することが出来る。 

因を遡及する方法

(概要抄)

《無礙解道註》参照の事。

縁起の五種類の教法

(概要抄)

《清浄道論》と《迷惑氷解》の縁起分別編では以下のように言う。

1、随順縁起法。

2、中間の「受」から「生」の生起は「有」を因とする、まで。すなわち、中間から末尾まで。

4、逆縁起法。

5、中から初めに向かう(「四食の生起は愛を因として・・・」から「行の生起は無明を因とする」まで。)

5-1 過去の五因によって、現在の五果が生起する。

5-2 現在の五因によって、未来の五果が生起する。

(6-3につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

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<Ven. U Puññānanda『禅修指南』見出し紹介  文責 Pañña-adhika Sayalay>