Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

『禅修指南』紹介(6-5)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

(P201)

五蘊の構成

(概要抄)

1、色蘊には、11種類の存在形式がある。すなわち、過去、現在、未来、内、外、粗い、微細、下等、上等、遠及び近。

2、受蘊には、11種類の存在形式がある(上記の同じ)。

3、類似の想蘊は想取蘊である。

4、類似の行蘊は行取蘊である。

5、類似の識蘊は識取蘊である。

結生五蘊

(概要抄)

1、色蘊は30種の色法。

2、受蘊は結生34名法の中の受。

3、想蘊は結生34名法の中の想。

4、行蘊は結生34名法の中の思または、結生34名法の中の受、想と識を除いた残りの31名法は行蘊とする。

5、識蘊は結生34名法の中の識。

因果関係の識別

(概要抄)

先に過去五因を識別し煩悩輪転に属する無明、愛と取が、業輪転に属する行と業を引き起す事を理解する。

結生色蘊

(概要抄)

「無明が生起するが故に、結生受蘊が生起する。

無明は因であり、結生受蘊は果である・・・」

結生受蘊

(概要抄)

1、無明は因、結生受蘊は果。

2、愛は因、結生受蘊は果。

3、取は因、結生受蘊は果。

4、行は因、結生受蘊は果。

5、業は業力の委員、結生受蘊は果。

6、依処色は因、結生受蘊は果。

7、所縁は因、結生受蘊は果。

8、触は因、結生受蘊は果。

解釈

(概要抄)

(識別:依処生起するが故に、結生受蘊が生起する:

依処は因、結生受蘊は果。)

(識別:目標が生起するが故に、結生受蘊が生起する:

目標は因、結生受蘊は果。)

(識別:触が生起するが故に、受蘊が生起する。

触は因、受蘊は果)

結生想蘊:

(概要抄)

1、無明は因、結生想蘊は果。

2、愛は因、(同上)。

3、取は因、(同上)。

4、行は因、(同上)。

5、業は業力の因、(同上)。

6、依処は因、(同上)。

7、目標(所縁)は因、(同上)。

8、触は因、(同上)。

結生行蘊(第一番目の解説方法:思を取るを行蘊と言う)

(概要抄)

1、無明は因、結生行蘊は果。

(2~7まで以下類推)

8、触(34-思=33)の業力は因、結生行蘊は果。

結生行蘊(第二番目の解説方法:残りの31心所)

(概要抄)1~7までは、第一番目の解説と同様。

8、その他の三名蘊は因、結生行蘊は果。

結生識蘊

(概要抄)

1、無明は因、結生識蘊は果。

2、愛は因、(同上)。

3、取は因、(同上)。

4、行は因、(同上)。

5、業の業力は因、(同上)。

現在因:

6、名色は因、(同上)。

有分五蘊

(概要抄)

有分色蘊

過去5因

1、無明が因、(業生色)有分色蘊は果。

2、愛が因、(同上)。

3、取が因、(同上)。

4、行が因、(同上)。

5、業の業力が因、(同上)。

3個の現在因

6、心は因、(心生色)有分色蘊は果。

7、時節は因、(時節生色)有分色蘊は果。

8、食素は因、(食生色)有分色蘊は果。

有分4名色蘊

(概要抄)

1、受蘊は有分名法の中の受。

2、想蘊は有分名法の中の想。

3、行蘊は有分名法の中の行、または残りの31心所。。

4、識蘊は有分名法の中の識。

有分受蘊

過去五因

1、無明が因、有分受蘊は果。

(2~5以下類推)

6、依処は因、有分受蘊は果。

7、目標は因、受蘊は果。

8a、前世有分意触は因、有分受蘊は果。

8b、後生有分意触は因、有分受蘊は果。

 有分想蘊:

(概要抄)

1~8aまでは上記の同じ。

8、b:後生有分意触は因、有分想蘊は果。

有分行蘊(思:第一番目の解説方法):

(概要抄)

1~8aまでは上記の同じ。

8、b:後生有分意触は因、有分行蘊は果。

有分行蘊(31名法:第二番目の解説方法):

(概要抄)

1~8aと、有分受蘊の因は同上。

8、b:後生有分の残りの3名蘊は因、有分行蘊は果。

有分識蘊:

(概要抄)

1~5と有分受蘊の因は同上。

6、前世有分意触は因。有分識蘊は果。

7、名色は因、有分識蘊は果。

「名」とは33相応心所、「色」依処色と所縁色の事。

死亡五蘊

(概要抄)

死亡五蘊の内容:

1、色蘊=意門54色。

2、受蘊=死亡34名法の中の「受」心所。

3、想蘊=死亡34名法の中の「想」心所。

4、行蘊=ⅰ、死亡34名法の中の「思」心所。

     ⅱ、死亡(34-受、想、識=)31

5、識蘊=死亡34名法の中の「識」

(6-6につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

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<Ven. U Puññānanda『禅修指南』見出し紹介 文責 Pañña-adhika Sayalay>