Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

『禅修指南』紹介(8-2)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

(P324)

(四)逆縁起第二法(真中から始めに至る)

四食とは何か?

(概要抄)

《相応部・因縁品・食経》では

1、段食:普通の食事。

2、触食:所縁に接触する事に依る食。

3、意思食:催促心(=何かをしたいという意志の心)の食。

4、識食:識知の食。

《根本疏鈔》:《大疏鈔》では

1、触食:果報識と相応する食。

2、意思食:果報識と相応する思。

3、識食:果報識。

4、段食:業等の起色(業生色)の中に含まれる業生食素。

非業生食=非執取食

(概要抄)

四非業生食または非執取食とは:

1、触食とは、善心、不善心と唯作心に相応する触。

2、意思食とは、善思、不善思と唯作思。

3、識食とは、善識、不善識と唯作識。

4、段食とは心生食素、時節生食素と食生食素。

段食とは:

(概要抄)

1、業生食素が造る食生食素。

2、心生食素が造る(同上)。

3、時節生食素が造る(同上)。

4、前生食生食素が造る(同上)。

四食の力

(概要抄)

1、段食は食生八法聚を生じせしめる。

2、触食は三種類の受を生じせしめる。

3、意思食は三有を生じせしめる。

4、識食は結生名色を生じせしめる。

識別の要点

(概要抄)

1、果報輪転としての四食。

2、業輪転としての四食。

果報輪転の四食から始める識別法

結生刹那の食:

(概要抄)

1、段食:30種類の業生色の中の業生食素。

2、触食:結生識相応の触。

3、意思食:結生識相応の思。

4、識食:結生識。

三世に分けた時:

(概要抄)

1、四食は今世に属する。

2、有、取、愛、受、触、六処、名色及び識は一番目の過去世に属する。

3、行と無明は二番目の過去世に属する。

業輪転四食の識別法

(概要抄)

1、業を造(ナ)す時、意門54色の中の四種類の食(または身門内)の四等起食素は、すべて段食。

2、善名法グループの中の触は触食。

3、その時の思は意思食。

4、その時の善識は識食(すなわち、業識)。

もう一つの識別方法

(概要抄)

未来結生法の中において:

1、業生色の一部分である業生食素は段食。

2、結生識相応の触は触食。

3、結生識相応の思は意思食。

4、結生識は識食。

(9-1につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

★誤字脱字を発見された方は、「コメント欄」までご一報下さい。

<Ven. U Puññānanda『禅修指南』見出し紹介 文責 Pañña-adhika Sayalay>