Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

『禅修指南』紹介(9-3)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

(P 349)

受蘊品

(概要抄)

1、楽受:相(=特徴)は喜ばしい触所縁の体験。

2、苦受:相は、喜ばしくない触所縁の体験。

3、悦受:相は、自性の喜ばしい体験または喜ばしい所縁の造作。

悦受はまた以下の様にも言う。

相は、衆生に相応する法楽の所縁。

4、憂受:相は、自性の喜ばしくない体験または喜ばしくない所縁の造作。

5、捨受:相は、自性中捨の体験または中捨の所縁の造作。

禅捨=第三禅相応の中捨性

相は中捨。

不苦不楽=捨受=第四禅の捨

相は、喜ばしいか、または、喜ばしくない所の所縁とは反対の、中間的な喜ばしい所縁。

想蘊品

想心所

(概要抄)

相は、心の中で、目標の区別をつける事。

行蘊品

通一切心心所

(概要抄)

1、触:相は、目標との接触

2、思:相は、催促、督促、または相応の法を発動して目標に向かう事。

3、一境性:相は、

ⅰ、導く働き、すなわち首領である。

ⅱ、目標において安定する。散乱しない。

ⅲ、相応の法が目標において散乱しない。

4、命根:相は、相応の名法の維持。

5、作意:相は、「推進」または相応の法を目標に向かわせるよう指揮する。

六雑心所

(概要抄)

1、尋:相は、心を目標に向かわせる。

2、伺:相は、何度も目標を省察する事。

3、勝解:相は、目標を確定する事。

4、精進:相は、努力または対面するすべての苦に忍耐する事。

悚懼智

1、生の厄難。結生による苦難。

2、老の厄難。老の苦難。

3、病苦。

4、死苦。

5、悪趣に堕ちる苦。

6、過去の生死輪廻が基因の苦。

7、未来の生死輪廻が基因の苦。

8、食を探す苦。富を求める苦。

精進事

(概要抄)

下記の事柄が生じた時に、如理作意するならば、それは精進の因となる。

1、遠くへ行く前。

2、遠くに行った後。

3、仕事の前。

4、仕事の後。

5、病気の時。

6、病気が治った時。

7、食物が足りない時。

8、多くの食べ物を得た時。

(9-4につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

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<Ven. U Puññānanda『禅修指南』見出し紹介 文責 Pañña-adhika Sayalay>