Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

『禅修指南』紹介(10‐8)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

(P470)

縁起第一法

(概要抄)

禅修行者は、縁起第一法によって、観禅(vipassanā)の修習、すなわち、先に集を観じるのみ、後に滅を観じるのみにして、その後に集と滅の二者を観ずるのである。

随観集法

(概要抄)

縁起第一法で因果関係を識別した後、生起のみを観ずる。

随観滅法

(概要抄)

1、無明が滅尽したが故に、行滅尽す;

2、行滅尽したが故に、結生識滅尽す;

行滅尽したが故に、有分識滅尽す;

行滅尽したが故に、死亡識滅尽す;

行滅尽したが故に、眼識滅尽す;等など。

随観集滅法

(概要抄)

三世を連関させる形式によって、最も遠い過去世、最後の一つの未来世の三相を観照する。

生滅観の進展

(概要抄)

1、縁の生と滅を見る。

2、刹那生滅を見る。

10種類の観の随煩悩(upakkilesa、染)

1、観の光明

2、智

3、喜

4、軽安

5、観の楽

6、勝解は堅信

7、策励

8、現起(現象)は念

9、捨

10、欲は観智への執着

もし、修行者が、智や喜を道果智であると考えるならば、彼は観禅(vipassanā)の道から外れたのである。非真実道果の法に堕ちてはならない。

(11-1につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

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<Ven. U Puññānanda『禅修指南』見出し紹介 文責 Pañña-adhika Sayalay>