Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

般若の独り言~3歳の輪廻

皆さんは、輪廻の記憶がありますか?

幼児の時は、そこはかとなく輪廻の記憶があっても、7、8歳頃になると忘れてしまう事が多いようです(大人に言っても取り合ってくれないし、徐々に現実世界の方に意識が向くので)。

私は自分が3歳の頃の、人生の最初の記憶を覚えています。

「さてこれから、家族のそれぞれの名前を覚えなくては」

「お父さんは〇〇泉。でも、この人生の臨時のお父さん」

「お母さんは〇〇棠、でも、臨時のお母さん」

「私たち祖母、父母、兄弟は、みな臨時に集まっただけの疑似家族」

な~~んて、思っていたのですよね。

そして、

「あら~、(前世は男だったのに)今回は女の子になっちゃった」

「女の子って一体、どう振る舞えばいいのかなぁ(誰にも聞けないし)」

なんて、考え込んでしまって。

家では誰にも、輪廻の記憶の事も、仏教が好きだという事も、言った事はありません。

祖母、両親共に、台湾から移民してきた文盲だったので、言ってもわかってくれないだろう、という諦めがありましたから。

小中一貫校の幼馴染の同級生も、私が熱心に読んでいるのが仏教書だ、という事は気が付かなかったでしょうね。

運動が苦手で、本ばかり読んでいて、放課後も誰とも遊ばない、付き合いの悪い女の子で、考える事といったら「ゴータマ仏陀は御在世の時、何を教えたか?」ばかりでした(子供心に《僧侶が結婚していいはずがない》と思っていて、日本の仏教界に魅力を感じた事は一度もありませんでした。山田無文師、沢木興道さんは好きでしたけど)。

  <緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>