<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
(原文P81)
禅修行者:
我々は、日常生活の中で、どのようにして覚知を維持し続ければよいですか?
禅師:
あなたには、一定程度の般若の智慧が必要ですし、いくらかは、修行が齎す利益も、理解する必要があります。
ただ単に、他人の言っている話を聞くだけでは足りず、唯一、あなた自身が覚知(+とそれが齎す智慧)の実践を修習する事によって、己の生活、生命に変容を齎した時にのみ、心の底から修行したいと思うでしょう。
あなたは覚知の修行が、あなたに齎す利益を、心底、理解しなければなりません。
これは、外部からの励ましや支援よりも、尚更、あなたの道心を激励します。
(Eにつづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
<《Awareness Alone is not Enough》より改題/抜粋翻訳
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>