Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(3‐15)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

止観

例えば、我々は、仏陀が《長部・沙門果経》(Sāmaññaphala Sutta)の中で、未生怨王(Ajātasattu)に、比丘の禅の修行に関しての説明をする時、”止” と ”観” という言葉を使ってはいなが、しかし、実際には比丘(+の修行)における、この二種類の修習について、論議しているのだ、という事が分かる。

止(五蓋の捨離)

仏陀はまず、国王に対して、比丘はどのようして、適切な場所に座って ”正念を面前に現起(現象)させ(+るか)”(parimukhaṃ satiṃ upaṭṭhapetvā)と言い、その後に、比丘は如何にして、五蓋を捨離するのかを、説明している:

(3‐16につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。

<『涅槃証悟の唯一の道』パオ・セヤドー著 (原題「証悟涅槃的唯一之道」)  

中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>