Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(3-40)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>

(原文P25) 

観(三種類の遍知ーー六内処、六外処)

《内処遍知經》(Ajjhattikāyatanaprijānana Sutta)において、仏陀は同じ様に、三種類の遍知の方法でもって六内処を遍知しなければならない、と教えている。

” 1)

比丘たちよ。

眼(cakkhuṃ)に対して、証知しない者(anabhijānaṃ)、遍知しない者(aparijānaṃ)、離棄しない者(avirāhayaṃ)、捨断しない者(appajahaṃ)は、苦を滅尽する事はできない(abhabho dukkhakkhayāya)。

2)耳(sotaṃ)に対して、証知しない者、遍知しない者、離棄しない者、捨断しない者は、苦を滅尽する事はできない。

3)鼻(ghānaṃ)に対して、証知しない者、遍知しない者、離棄しない者、捨断しない者は、苦を滅尽する事はできない。

4)舌(jivhaṃ)に対して、証知しない者、遍知しない者、離棄しない者、捨断しない者は、苦を滅尽する事はできない。

5)身(kāyaṃ)に対して、証知しない者、遍知しない者、離棄しない者、捨断しない者は、苦を滅尽する事はできない。

6)意(manaṃ)対して、証知しない者、遍知しない者、離棄しない者、捨断しない者は、苦を滅尽する事はできない。”

次に仏陀は、《外処遍知經》(Bāhirāyatanaparijānaṃ Sutta)の中において、三種類の遍知を用いて、六外処を了知しなければならない、と教導している。

1)

比丘たちよ。

色(rūpe)に対して、証知しない者(anabhijānaṃ)、遍知しない者(aparijānaṃ)、離棄しない者(avirāhayaṃ)、捨断しない者(appajahaṃ)は、苦を滅尽する事はできない(abhabho dukkhakkhayāya)。

2)音(sadde)に対して、証知しない者、遍知しない者、離棄しない者、捨断しない者は、苦を滅尽する事はできない。

3)香(ghandhe)に対して、証知しない者、遍知しない者、離棄しない者、捨断しない者は、苦を滅尽する事はできない。

4)味(rase)に対して、証知しない者、遍知しない者、離棄しない者、捨断しない者は、苦を滅尽する事はできない。

5)触(phoṭṭhabbe)に対して、証知しない者、遍知しない者、離棄しない者、捨断しない者は、苦を滅尽する事はできない。

6)法(dhamme)対して、証知しない者、遍知しない者、離棄しない者、捨断しない者は、苦を滅尽する事はできない。”

(3-41につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。

<『涅槃証悟の唯一の道』パオ・セヤドー著 (原題「証悟涅槃的唯一之道」) 

中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>