Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(3‐41)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

観(法随観ーー六内処、六外処)

こうしたことから、仏陀は《大念処経・法随観》において、この種の、六種類の内・外処の観智を教導したのである:

【次に、比丘たちよ。

比丘は六種類の内・外処

(chasu ajjhattikabāhiresu āyatanesu)

において、法随観法によって住する。

比丘たちよ。

比丘は、如何にして六種類の内・外処において、法随観法によって住するのか?

比丘たちよ。

ここにおいて、比丘は

眼を了知し(cakkhuñca pajānāti)、

色を了知し(rūpe ca pajānāti)、

またこの二者を縁として生起する結を了知し(saṃyojanaṃ)、

未だ生起しない結は、どの様に生起するのかを了知する(anuppannassa saṃyojanassa uppādo hoti)、

すでに生起した結がどの様にして捨断されるのかを了知し(uppannassa saṃyojanassa pahānaṃ hoti)、

また、すでに捨断された結は、未来においてどの様に生起しないのかを了知する(pahīnassa saṃyojanassa āyataṃ anuppādo hoti)。】

次に、仏陀は同じ様に、比丘に対して、六種類の方法によって、耳と音、鼻と香、舌と味、身体と触、意と法を了知する様、教導している。

前の述べたのと同じ様に、仏陀は言う:

【この様に、あるいは内において法随観法によって住し、

あるいは外において、法随観法によって住し、

あるいは内外において、法随観法によって住し、

あるいは法に随って、壊滅の法によって住し、

あるいは法に随って、生起と壊滅の法によって住する。

彼は、’有法(法がある)’ という念を現起(=生起させる)するが、それはただ智と憶念のレベルに過ぎない。

彼は無所依而住(=依拠する処、執着する処なく住む事)であり、また世間の一切に執着しない。

比丘たちよ。

比丘はかくの如くに、六種類の内・外処において、法随観法によって住するのである。】

(3-42につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。

<『涅槃証悟の唯一の道』パオ・セヤドー著 (原題「証悟涅槃的唯一之道」) 

中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>