<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
Vipassanā基礎ジャーナの運用
入出息念が、止の修習と観の修習に、分ける事ができる様に、四界分別もまた、止の修習の段階と、観の修習の段階に、分ける事ができる。
しかし、我々はここにおいて論談しているのは、すでに入出息ジャーナを育成し終えた、禅修行者についてである。
それを運用して vipassanā の基礎となるジャーナ(vipassanāpādakajjhāna)とするためには、あなたは、毎回の座禅の内に、再度入出息第四禅に、入らなければならない。
あなたの心が明るく、燦然とし、輝く時、再び第四禅から出定し、かつ四界分別の修習に転換する。
あなたは、毎回の座禅の時、常にこの様に実践する。入出息ジャーナの力と光明を通して、あなたは非常に、快速に四界分別を完成させる事ができる。
(7-8につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。
<『涅槃証悟の唯一の道』パオ・セヤドー著(原題「証悟涅槃的唯一之道」)
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>