Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(8-5)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>

あなたは、一個のジャーナ心路において生起する所の、何千何万回の初禅速行心(javanacitta)の中の五禅支を、なるべく多く識別できる様なレベルにまで、禅の修習をしなければならない。

一個の初禅心が生起する時、合計 34個の名法が存在する:

一個の初禅心は、五禅支を含む、33個の心所が含まれる。

あなたは 34個すべての名法を、識別しなければならない。

もし、あなたが五禅支を、善くまた巧みに識別できたならば、次には、最も明確・明瞭な名法を選んで、識別を開始する:

すなわち、識(viññāṇa)から始めるか、または触(phassa)心所、または受(vedanā)心所から始めてもよい。

もし、あなたが ”識”(viññāṇa)から始めたいのであれば、先に入出息初禅に入り、出定後、持続的に生起する所の、何千何万のジャーナ識を識別する。

次に、再び入出息初禅に入り、出定後、”識” と ”触” を識別する。

この様に、先に一個の名法(+を識別し)、その後に一個加えて二個として、その後に一個加えて三個にし、次に四個にして、最後は34個になるまで、加えていって、識別するのである。

この様な順序でもって、一つひとつの初禅速行心の中の 34個すべての名法を、同時に識別できる様に修習する。

これは、仏陀が《中部・逐一經》(Anupada Sutta)の中において指導した所の ”逐一法観”(anupadadhamma vipassanā)である。

初禅の 34個の名法を識別した後、初禅意門心路(manodvāra vīthi)を構成する所の、一系列の、六種類の心識における、異なるすべての名法を識別する。

あなたが初禅における、すべての名法を分析した後、同様の方法を用いて、入出息第二禅、第三禅と第四禅の名法、及び、あなたがすでに証得した所のその他のジャーナの名法を、識別、分析しなければならない。

(原文P111)<ジャーナ心路表省略>

(原文P112)<ジャーナ心の名法表(A)省略>

(原文P113)<ジャーナ心の名法表(B)省略>

(原文P115)<五門心路表省略>

(8-6につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。

<『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著 (原題「証悟涅槃的唯一之道」) 

中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>