<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
刹那生滅の識別
引き続き、次は、刹那生滅(khaṇato udayabbaya)
(+の説明)である。
それは、諸蘊の刹那刹那の生起、壊滅と変易を言うのである。
(1)諸蘊は生起するや否や、それらは即刻、極めて速くに壊滅する。
これは、それらの無常相(aniccalakkhaṇa)である。
(2)それらは常に、生・滅の、絶え間ない圧迫に面している。
これは、それらの苦相(dukkhalakkhaṇa)である。
(3)仏陀は、無常と苦によって、それらは永恒の実体、永恒の自我を持つことがない、と言う。
これは、それらの無我相(anattalakkhṇa)である。
(9-13につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。
<『涅槃証悟の唯一の道』パオ・セヤドー著(原題「証悟涅槃的唯一之道」)
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>